日本国内で有名な観光地といえば東京都、京都府、大阪府が必ずランキングの上位に入ります。
特に日本の首都である東京には、国内からの観光客だけでなく、世界各国からの観光客が訪れます。
観光客が東京を目指す理由は、ショッピングや娯楽施設等を目的にした人もいれば、東京で日本の風情を感じたいという理由から訪れる人も多いと言います。
また、東京は様々な点で、観光地として優れた点があります。
例えば、鉄道やバス、タクシーなどの交通機関が発達しているので観光地を移動するのに便利ということ。
また、様々なメディアを通して東京の観光スポットが紹介されているので、情報収集が簡単という点などがあります。
観光スポットの情報が豊富で交通にも便利というのは、観光客の目的に合わせた観光プランを立てやすいというのも魅力です。
今回は、そんな東京の観光スポットのなかでも、日本や東京の風情を堪能することができる観光スポットをいくつかご紹介したいと思います。
テレビドラマや映画で人気の「男はつらいよ」に登場する車寅次郎が故郷の葛飾柴又といえば、寅さんの故郷であり、帝釋天参道には寅さんの実家である「門前とらや」がある商店街として知る人は多いのではないでしょうか。
帝釋天参道はどこか懐かしさを感じる商店街で、少し昔の商店街の風情を残した観光スポットとして人気です。
また、毎月10日には寅さんの日と題され、帝釋天参道には大道芸や露天なども並ぶことから、男はつらいよで見た浅草の下町の風情を毎月堪能することができます。
浅草寺の雷門からは、人力車が走っており、観光客をおもてなししてくれます。
人力車を引く車夫は、周辺の観光事情に詳しい人ばかりなので、車夫に観光スポットを案内してもらいつつ、ネットなどの観光情報には掲載されていない下町の風情を楽しみながら観光することができます。
下町風俗資料館は、明治から昭和までの東京の下町を再現した展示を行っている資料館です。東京の下町の風情を後世に残すために建てられた下町風俗資料館では、その当時に東京の人々が暮らしていた生活様式を間近で見ることができます。
また生活様式だけでなく、当時の娯楽だった玩具や紙芝居などから、喫茶店や銭湯の番台などの様子まで知ることができます。
海外からの観光客も増え、密かに東京の観光スポットとして人気が出ています。
お座敷遊びというと、京都の舞妓さんが世界的にもよく知られていますが、京都だけでなく東京でもお座敷遊びを楽しむことができる場所はあります。
東京では舞妓さんのことを芸者さんまたは芸妓さん呼びます。
東京のお座敷遊びは江戸時代から始まり、日本橋や神楽坂の茶屋や料亭などのお座敷に芸姑さんを呼んでお座敷遊びを楽しむといった遊びです。
現在でも芸姑さんを呼ぶことができる茶屋や料亭は日本橋や神楽坂にあります。
お座敷遊びは日本の風情を楽しむことができる伝統文化ですが、敷居が高いイメージがあったため、これまでお座敷遊びを体験したことがなかったという人も多いのではないでしょうか。
最近は、海外からの観光客にお座敷遊びの紹介をするなど、お座敷遊びのハードルは低くなっています。
まだお座敷遊びを体験したことがないという人は、この機会に体験してみるのもいいかもしれません。